50代ならふるさと納税をやるべきたった1つの理由と簡単な始め方

ふるさと納税をしてみたいと思っている50代の人ふるさと納税をしてみたいけどどんなメリットがあるのかな?損したりしないかな?

50代の方にはふるさと納税を始めることを是非おススメします。その理由や始め方を解説しますね。

この記事を書いている私は10年ほど前からふるさと納税を始めて毎年様々な返礼品をいただいています。

例えば、ipad、旅行券、地域で使える券、ティファールのフライパンセット、ダマスカス包丁、ヘッドフォン、ソーセージセット、スイーツなど本当にたくさんの返礼品をいただきました。

以前はipadや旅行券などの金券も返礼品として取り扱っていたのですが、総務省の厳しい指導があり現在はその自治体の特産品などに限られています。

それでも、とても魅力的な返礼品は多いのでこの記事を読んで是非始めてみてください。

50代ならふるさと納税をやるべきたった1つの理由

50代の収入は人生で一番高くなっている

50代ならふるさと納税をやるべきたった1つの理由は収入が人生で一番高くなっているからです。

もちろん転職したり様々な事情で収入が少なくなっていることもありますが、20代からずっと働き続けていると50代が一番収入が多くなっている方が多いと思います。

ということは、それだけ税金を多く払っているということです。

家族が多くて控除が多いとしても、それなりに税金は払っていますよね。

ふるさと納税は支払った税金を返礼品という形で取り戻す方法なのです。

返礼品で取り戻すって意味がよくわからないな

ふるさと納税の仕組みはすこしわかりにくいので簡単に説明しますね。

ふるさと納税の仕組みを簡単に説明

例えば10,000円をある自治体に寄付する

⇒3,000円ぐらいの返礼品がもらえる

⇒寄付をした翌年の税金から手数料2,000円を差し引いた9,800円分が控除される

という仕組みです。

ふるさと納税の仕組みを説明した図

ポイントをまとめると

・寄付は自分のお金で支払い、翌年の税金から控除される

・返礼品は寄付金の30%程度の値段

・いくら寄付しても手数料は2,000円

最初は自分のお金で支払って、翌年に税金から控除されるのは実感がわきにくいのですがちゃんと手続きをすれば控除されているので安心してください。

私も最初は不安でしたが、地方税のお知らせの金額がちゃんと減っていました。

本当に控除されているか不安な方は、ふるさと納税をする前の地方税の明細(毎年6月ごろに送られてくる細い紙)をしっかりとっておいて確認してみてください。

10,000円の寄付で9,800円の控除だと、それを12カ月で割っているので月々800円程度なのでちょっとわかりにくいですが。。。

返礼品の分が得したことになる

寄付したお金が手数料の2,000円を引いて税金の控除(税金が安くなる)という形で返ってくるのですから、返礼品分が得したことになるのです。

例えば60,000円まで寄付することができると、18,000円相当の肉や魚、米などの農産物や各地の名産品などがもらえるのですからふるさと納税をやらない理由が見つかりませんよね。

ふだん食べることができない珍しい肉や魚などがもらえるのですからなんだかお得ですよね。

私は農産物にはあまり興味がないので、実用的な物(包丁、ぞうり、鍋など)をもらっていましたが(笑)。

でもやり方が難しいんじゃないかな?

ふるさと納税の始め方を簡単に解説しますので参考にしてみてください。

初心者向けのふるさと納税を始め方

自分が寄付できる金額(控除上限額)をチェックする

年収や家族構成によって寄付できる金額は異なりますので、まずはシュミレーションをしてみましょう。

シュミレーションはそれぞれのサイトからできますが、ふるさとチョイスがわかりやすいので源泉徴収票確定申告の控えを準備したら確認してみてください。

控除上限額シミュレーション

どこのサイトで探すか決める

ふるさと納税は専用のサイトから申し込むことになります。

ふるさと納税を扱っているサイトはいろいろありますが、取り扱っている返礼品が一番多い「ふるさとチョイス」から始めるのがおススメです。

ふるさとチョイス

楽天会員の方は「楽天ふるさと納税」だと会員登録もしなくてよいし、ポイントも付くのでお得ですが、取り扱っている返礼品が少ないのが難点です。

楽天ふるさと納税

寄付する自治体と返礼品を決めて申し込む

「この自治体に寄付したい!」という強い思いがなければ、まずは欲しい返礼品を探しましょう。

お米や肉、魚、野菜などの食品系から、伝統工芸のようなもの、現地の宿泊など本当にたくさんあります。

でも、最初は無難なところで食品系が良いかもしれませんね。

いきなり上限額ギリギリまで寄付するのが怖い方はまずは10,000円ぐらいから始めてみてください。

寄付する時に「寄付金の使いみち」「ワンストップ特例申請書の送付」についてきかれます。

「寄付金の使いみち」は寄付したお金をどのように使ってもらうかなので、自分で思ったものを選んでください。

「ワンストップ特例申請書の送付」については次で説明しますが、自営業の方以外はとりあえずチェックしておいてください。

自治体から返礼品と受領書が届く

寄付を申し込みと自治体から返礼品と受領書が別々に届きます。

ネットショッピングのように注文したらすぐに届くというものではなく、しばらくしてから届くのでゆっくり待ってください。

農産物などは収穫時期などもあるので申し込むときにチェックしておいてください。

返礼品よりも受領書の方が早く届くこともあります。

確定申告する人としない人

ここをちゃんとしておかないと控除されないので気を付けてくださいね!

>確定申告をしない人

会社からの給与だけの収入で確定申告をしない人は自治体から送られてきた「ワンストップ特例申告書」という書類を自治体に返送すると、難しい手続きをしなくても税金が控除されます。

この書類を送らないで忘れてしまうと控除されないので気を付けてくださいね。

この「ワンストップ特例」が使えるのは寄付する自治体が5つまでとなっているのでこれも気を付けてください。

>確定申告をする人

自営業の人だけでなく、給与以外の収入がある人、医療費控除を受ける人は確定申告のときにふるさと納税分もしっかり申告しましょう。

寄付する時に確定申告をする予定がなかった人で後から確定申告をすることになっても「受領書」をしっかりとっておけば大丈夫なので安心してください。

まとめ

いかがでしたか?

今回は50代ならふるさと納税をやるべき理由と始め方の説明をしました。

「返礼品なんてもらわなくてもいいや」などとめんどくさがらずに是非やってみてください。

60代になると収入が減る人が多いでしょうから、今のうちにいろいろなものをもらっておきましょう。

私は一番最初に10,000円寄付してチーズケーキをもらい家族で美味しく食べました。

それだけでもちょっと気持ちが豊かになりますよ。

それでは今日はこのへんで。