大山は登山だけじゃない!大山寺や阿夫利神社で歴史を堪能しよう!

阿夫利神社の拝殿

こんにちはなでしこです。

50代からの趣味の一つとして神社・仏閣めぐりはいかがでしょうか。

先日丹沢の大山登山のときに「大山寺と大山阿夫利神社」を参拝してきました。

とても情緒があって歴史を感じられるのでおすすめですよ!

大山は登山だけじゃない!大山寺や阿夫利神社で歴史を堪能しよう!

大山の大山寺と大山阿夫利神社

丹沢にある大山は登山でも観光でもとても人気のスポットです。

登山のときには山に登ることに集中してしまいがちです。

大山は雨の神様の宿る霊山なので、登山される方も観光で訪れる方も是非大山寺や大山阿夫利神社を参拝してみてください。

雨降山 大山寺

大山寺の歴史

大山寺は、奈良の東大寺を開いた良弁僧正が天平勝宝七年(七五五)に開山したのが始まりというとても歴史の深いお寺です。

御本尊の大山不動明王及び二童子像は鎌倉時代に鎌倉大楽寺の願行上人によって造られたそうです。

源頼朝や徳川家光だけでなく、関東一円の武士や庶民に広く信仰されていました。

そんな歴史の深い大山寺ですが、明治に入ると神仏分離ならびに廃仏毀釈の激しい弾圧により、本堂伽藍をことごとく破壊されてしまったそうです。

大山にあった多くの寺院が破壊され、大山寺の多くの宝物文化財が失われてしまったというのは本当に残念です。

その後今の大山寺が再建されました。

大山寺へ

大山寺はケーブルカーに乗って大山寺駅で降りるか、登山道の女坂を登っていきます。

こちらが大山寺への階段です。

今回は新緑でしたが、紅葉の時期は紅葉まつりが開催されて本当にきれいですよ。

大山寺への階段

大山寺への階段

こちらの本堂は明治18年に再建されたものです。

大山寺の本堂

大山寺の本堂

こちらの梵鐘は本来は徳川家光公が奉納されたものですが、明治にくずとして払い下げられてしまったそうです。

今あるものは賛助者の方々によって奉納されたものです。

大山寺の鐘楼

大山寺の鐘楼

こちらの青銅造りの宝篋印塔は高さ約11mもあるとても珍しいものです。

香花を供えて右回りに3度回ると願いが叶うそうですよ。

宝篋印塔

宝篋印塔

こちらでは瓦を投げて厄除けもできます。

瓦投げ

瓦投げ

大山寺の御本尊様のご朱印を400円納めていただきました。

大山寺の本尊様のご朱印

大山寺の本尊様のご朱印

こちらの御本尊様の金字バージョンは700円納めていただくことができます。

書置きになりますが、日付はその場で入れてくださいました。

大山寺の本尊様のご朱印 金色版

大山寺の本尊様のご朱印 金色版

大山阿夫利神社

大山阿夫利神社の歴史

大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)は、今から二千二百余年以前の人皇第十代崇神天皇の御代に創建されたというとてもとても歴史の深い神社です。

山頂からは祭祀に使われたと思われる縄文土器が出土しているというので、本当に昔からある神社なのですね。

大山は、別名「あめふり山」とも呼ばれ古来より雨乞い信仰の中心地としても広く親しまれてきたそうです。

平成二十八年四月には「大山詣り」が日本遺産に認定をされています。

御祭神は以下の3柱です。

大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)  山の神・水の神

高おかみ神(たかおかみのかみ)     水神様

大雷神(おおいかずちのかみ)      雷の神様

大山が水の神様であることがわかりますね。

大山阿夫利神社の下社へ

大山阿夫利神社の下社へはケーブルカーに乗って阿夫利神社駅で降りるか、登山道を登っていきます。

下社への階段です。

阿夫利神社下社への階段

階段を

階段を登りきると鳥居があり、その向こうに拝殿があります。

阿夫利神社下社の鳥居

阿夫利神社下社の鳥居

こちらは阿夫利神社の狛犬です。

とても筋肉質で強そうな狛犬ですね。

阿夫利神社下社の狛犬

阿夫利神社下社の狛犬

こちらの拝殿で参拝しましょう。

阿夫利神社下社の拝殿

阿夫利神社下社の拝殿

こちらは富士山の岩を使っ再建された獅子山です。

周りには十二支が配置されていますね。

阿夫利神社下社の山獅子

阿夫利神社下社の山獅子

下社では御神水をいただくことができます。

阿夫利神社の御神水入口

阿夫利神社の御神水入口

奥に入るとこのように誰でもいただけるようになっています。

阿夫利神社の御神水

阿夫利神社の御神水

自分の水筒に入れることもできますが、このような御神水ボトルも200円で販売されています。

阿夫利神社の御神水ボトル

阿夫利神社の御神水ボトル

記念に購入してみても良いですね。

下社の隣にはおしゃれなカフェもあります。

阿夫利神社の下社のカフェ

阿夫利神社の下社のカフェ

阿夫利ビールや阿夫利神社のジンジャーなど、ここならではのメニューもありますね。

下社のカフェのメニュー

下社のカフェのメニュー

こんな絶景が見えるテラスでいただくことができるので一度行ってみたいですね。

阿夫利神社の下社のカフェのテラス

阿夫利神社の下社のカフェのテラス

夜にケーブルカーで登ると、とても素敵な夜景が見えるそうですよ。

登山道から本社へ

大山山頂の本社へ行くには登山道を登るしかありません。

こちらが登山道の入り口です。

神社の境内を登っていくのですね。

大山登山道入り口

大山登山道入り口

8合目ぐらいのところに青銅製の鳥居があります。

雨降り山らしく、この日も霧がかかっていました。

阿夫利神社の第二の鳥居

阿夫利神社の第二の鳥居

そしてこちらが本社の鳥居です。

阿夫利神社の上社の鳥居

阿夫利神社の上社の鳥居

本社はとてもシンプルな作りですが、主祭神の大山祗大神(おおやまつみのおおかみ)がお祀りされています。

阿夫利神社の上社

阿夫利神社の上社

こちらの奥の院には大雷大神(おおいかずちのかみ)がお祀りされています。

雷の神様ですね。

阿夫利神社の奥の院

阿夫利神社の奥の院

本社から二重社へ

下社から見晴台方面に登るか、山頂の本社から見晴らし台を通る道を下山していくと下社の手前に二重社があります。

阿夫利神社の末社で水の神様の高おかみ神(たかおかみかみ)が祀られています。

阿夫利神社の二重社

阿夫利神社の二重社

狛犬ではなく龍が社を守っています。

阿夫利神社の二重社の龍

阿夫利神社の二重社の龍

隣の二重の瀧は清めの瀧とよばれ、禊の行場であったそうです。

阿夫利神社の二重社の滝

阿夫利神社の二重社の滝

大山阿夫利神社の御朱印

大山阿夫利神社では下社と本社でそれぞれご朱印をいただくことができます。

右側が下社でいただいたご朱印です。

このときは新緑のご朱印をいただきことができました。

左側が本社のご朱印です。

山頂の本社に神職の方がいらっしゃらない場合は下山してから下社でいただくことができます。

阿夫利神社の御朱印

阿夫利神社の御朱印

まとめ

いかがでしたか?

これから大山登山する方は大山寺、阿夫利神社にも参拝されてはいかがですか?

大山が雨、水の神様であることを感じられますよ。

それでは今日はこのへんで。