こんにちは、なでしこです。
国宝としても有名な迎賓館赤坂離宮を見学してきたのでご紹介しますね!
外交の舞台で有名な国宝迎賓館赤坂離宮は一度は見ておきたい西洋宮殿
迎賓館赤坂離宮は1909年に東宮御所として誕生した日本で唯一のネオ・バロック様式の西洋宮殿です。
片山東熊が建設の総指揮をとり、当時の欧米の流行と和の衣装にもこだわった明治期を代表する建築物になりました。
現在は世界各国からの賓客をお迎えする舞台となっており、2009年には本館、正門、噴水などが国宝に認定されました。
日本ではめったに見ることができない西洋宮殿は一度は見てみたいですよね。
迎賓館は本館と和風別館と庭園を見学することができます。
本館は自由参観なのですが、和風別館はガイド付きツアーで参観することができます。
せっかく行くのですから、和風別館、本館、庭園を参観してきました。
迎賓館の見学は予約が必要
迎賓館を見学したい場合は迎賓館赤坂離宮HPから予約する必要があります。
1名から予約可能なので、自分の都合の良い日時で予約しましょう。
>>>参観料金は以下のとおりです。
【本館+庭園】
一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円、小学生以下:無料
【和風別館+本館+庭園】
一般:2,000円、大学生:1,500円、中高生:700円、小学生以下:不可
【和風別館+庭園】
一般:1,500円、大学生:1,000円、中高生:500円、小学生以下:不可
料金は当日窓口で支払います。
現金だけでなく、カードや電子マネーでも支払えるので便利です。
迎賓館の見学方法
迎賓館の正門を右手に柵に沿って歩いていくと西門があります。
見学者は西門から入り、空港と同じ手荷物検査、X線検査、飲み物検査を受けてからチケットを購入します。
かなり物々しい雰囲気ですが、国宝なので厳重な警備が敷かれています。
テントの奥が検査場、写真手前がチケット売り場です。
和風別館は時間制なので、予約した時間の30分前までにはチケットを購入しておいた方が良いでしょう。
和風別館と主庭の見学
チケットを購入したら和風別館のツアーの集合場所へ向かいます。
集合場所は主庭の奥なので、主庭側からの本館を眺めることができます。
主庭からの本館はとても迫力があります。
主庭の中央に位置している噴水は創建当時からのもので、国宝に指定されています。
彫刻の石組みの上に青銅製の水盤が置かれているという構造で、その水盤の上にはシャチがいます。
噴水塔を囲む縁石にいるのは亀で、四方を鷲の上半身に下半身はライオンで翼を持っている伝説上の生物「グリフォン」が守っています。
グリフォンはとても迫力があります。
和風別館のツアー参加者は主庭の奥に集まり、ガイドの方とめぐります。
こちらが和風別館の「游心亭」です。
和風別館は海外からのお客様に日本の文化も楽しんでいただきたいとのことで、昭和49年(1974年)に谷口吉郎の設計で新設されたものです。
游心亭の前には池があり鯉が泳いでいます。
トランプ大統領が来日した際に、鯉にエサをあげていたので有名ですね。
入口にはたくさんの盆栽が並んでいました。
これらの盆栽は海外からのお客様がいらしたときに部屋の中に飾るものです。
樹齢100年のものもあるそうです。
和風別館の中の写真を撮ることはできませんが、中は47畳敷きの大広間がありお客様をもてなすことができます。
また、目の前で天ぷらなどを調理してもてなすことができる即席料理室や茶室もあります。
和風別館は様々な和のおもてなしがありますので、一度は参観されることをおすすめします。
本館と前庭を見学
和風別館のガイドツアー後は自由参観になるので、次は本館の見学です。
本館の見学は正面からではなく、横の入り口から入ります。
本館には最も格式の高い「朝日の間」や晩さん会が催される「花鳥の間」、演奏会なども行われる「羽衣の間」など、すばらしいシャンデリア、装飾などがふんだんに飾られています。
各部屋のすみずみまで工夫が凝らされていて、部屋にいらっしゃるガイドの方が詳しく説明してくださいます。
洋館も写真を撮ることができませんので、是非訪れてご自身の目で見てください。
本館の見学が終わったら、前庭に出て正面から本館を見ることができます。
本館の上には阿吽の鎧武者と天球儀があり、和と洋の混ざった世界観が素敵ですね。
こちらが本館の入り口です。
海外からのお客様がいらっしゃるときにはこちらから入られるのですね。
本館の前庭には屋外のカフェスペースがあります。
キッチンカーがあるのでそこで食べ物や飲み物を購入することができます。
スコーンとアイスティーをいただきました。
その他にアフタヌーンティーもあるようですよ。
これは正門側から見た本館です。
前庭がとても広いのがわかりますね。
迎賓館の立派な正門は残念ながら工事中でした。
こちらは和風別館への入口になる東門です。
旧紀伊和歌山藩中屋敷表門がそのままの形で残っています。
海外のお客様が和風別館にいらっしゃるときは、こちらから入られるそうです。
まとめ
いかがでしたか?
海外からの賓客がいらっしゃったときにテレビで観ることもある迎賓館赤坂離宮。
実際に見てみると本当に素晴らしい建物に感動します。
日本を代表する西洋宮殿なので、是非一度訪れてみることをおすすめします。
それでは今日はこの辺で。