金を食べるとどんな効果があるの?

今日食べた高級なカステラに金箔がのっていたの

とってもゴージャスな気分になったわ

でも、そういえば金を食べると美容や健康にどんな効果があるのかしら?

金を食べるとどんな効果があるのか、理系女子の私が説明しましょう。

金を食べるとどんな効果がある?

お菓子やお酒、高級料理にのっている金箔を食べても科学的には何も起きません

ただ、金にはアクセサリーや装飾に使われるように、人を魅了する力があります。

ですから、金を食べる効果は「幸せな気分になれる」です。

科学的には何も起きない理由

例えば、鉄分が足りない、亜鉛が効果があるなどと金属の名前が出ることがありますが、これらは金属として体内で活躍しているわけではありません。

ちょっと難しいですが、金属からイオンというものに姿を変えて活躍しているのです。

鉄も鉄イオンとして、亜鉛も亜鉛イオンとして。

鉄分が足りないからと言って本当の鉄を食べる人はいないですよね(笑)

金はイオンになれる?

また難しいことばになりますが「イオン化傾向」というのを聞いたことがあるでしょうか。

金属がどれだけイオンになりやすいかです。

そのイオンにどれだけなりやすいかランキングの最下位に金がいます。

つまり、どの金属よりもイオンになりにくいので、体の中に入っても活躍することがないのです。

食べた金はどうなるの?

金はふつうの酸にも溶けないので、強酸と言われている胃もスルーしてしまいます。

胃でも溶けなかった金は吸収されることもなく、そのまま便として排出されます。

逆に言うと、体の中で何も起きないので安全とも言えるでしょう。

※金は王水(濃塩酸と濃硝酸を混合したもの)には溶けます。

食用の金箔は安全?

食用に販売されている金箔は食品添加物として認められているものなので安全です。

ただ、金箔とはいっても銀や銅が混ざっていたり、ゼラチンなどに金を混ぜているだけのものもあります。

金100%ではないですが、安全なことには変わりませんよ。

金を食べる一番の効果は?

金を食べる効果は、メンタル的なものが大きいですね。

見た目がゴージャスになる

スイーツや高級料理などに金箔がのっていると、それだけでとても華やかになりますよね。

インスタ映え間違いなし。

料理は見た目も大事なので、食べられる装飾品として活用されているのでしょう。

食べて幸せな気持ちになる

古代から金は人々を魅了してきました。

クレオパトラも金を愛用してたそうですね。

ですから、金を食べる一番の効果は「幸せな気分になれる」ですね。

幸せな気分になれば、幸せホルモンがたくさん出て、美容にも健康にも良い効果があるでしょう。

まとめ

いかがでしたか。

金を食べても体の中では何も活躍せずにそのまま排出されてしまうとは意識してなかったのではないでしょうか。

私は消化されないものを体に入れるのが嫌なので金箔がのっていても食べません(汗)

もちろん、幸せを感じることができるなら食べてもまったく問題ありませんよ。

それでは今日はこのへんで。