こんにちは、なでしこです。
高千穂は古事記や日本書紀に登場する神様ゆかりの地です。
今回は高千穂の神社を半日でめぐってきたのでご紹介しますね!
高千穂の古事記の神様をめぐる旅【半日コース】 ~その2~
高千穂の神社めぐり
宮崎県の高千穂には古事記や日本書紀に登場する天岩戸神話や天孫降臨の地として様々な神様を祀る神社が多くあります。
様々な神社をめぐっているので高千穂は一度は訪れてみたいと思っていました。
今回宮崎県に行く機会があったので、延岡駅でレンタカーを借りて半日だけで神社をめぐってきました。
今回のコースはこちらです。
延岡駅前 ⇒ 天岩戸神社西本宮 ⇒ 天安河原 ⇒ 天岩戸神社東本宮 ⇒ 荒立神社 ⇒ 槵觸(くしふる)神社 ⇒ 高千穂神社 ⇒ JR延岡駅前
延岡駅から天岩戸神社西本宮まで 60分
天岩戸神社西本宮(天岩戸含む) 60分
天岩戸神社東本宮(移動含む) 20分
荒立神社まで 20分
荒立神社 20分
槵觸(くしふる)神社(移動含む) 20分
高千穂神社(移動含む) 40分
高千穂神社から延岡駅まで 60分
延岡駅を朝8時に出発して戻ってきたのは13時という移動時間も合わせて5時間のコースです。
少しあわただしかったですが、半日でも高千穂をめぐりたい方は参考にしてみてください。
この記事では荒立神社、槵觸(くしふる)神社、高千穂神社について書いています。
天岩戸神社と天安河原については ~その1~にまとめています。
荒立神社へ
東本宮から荒立神社へ向かいます。
車では20分ぐらいです。
瓊々杵尊(ににぎのみこと)が天照大神の命を受けてこの国に降臨されました。
荒立神社はその途中で天孫一行を道案内をされた猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)が結婚して住まわれた地と伝えられています。
切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造ったため、荒立宮と名付けられたといわれています。
御祭神は
猿田彦命(さるたひこのみこと)
天鈿女命(あめのうずめのみこと)
主なご利益は芸事の上達、厄除け、子宝、長寿などです。
鳥居の階段を上がるとすぐに手水舎があります。
こちらが本殿になります。
本殿の右奥には歳神様が祀られています。
こちらは芸道進栄板木です。
芸事が上達するように願って七回たたきます。
後ろには相川七瀬さんご夫妻の記念碑もありました。
七福徳寿板木です。
この板木を心をこめて力強く七つ打って祈願すると七つの御神恵を拝受することができます。
こちらは虎の絵の描いてある板木です。
今年の干支が描かれているのでしょうか。
未来板木です。
幸せになるように願って七つ打ちましょう。
こちたにも未来板木がありました。
そして裏の杉林の中には十二支の干支板木もあります。
十二支あったはずですが、一つ写真を撮り忘れたようです。
荒立て神社の御朱印は書置きでした。
拝殿の横に置かれているので自分で300円納めて1枚いただいてきました。
日付も自分で書きました。
槵觸(くしふる)神社へ
荒立神社から車で5分ほどのところに槵觸(くしふる)神社はあります。
槵觸(くしふる)峰に天孫瓊々杵尊(ににぎのみこと)が降臨されたという神話があります。
元禄7年(1694年)にこの地に社殿が建立され、瓊々杵尊(ににぎのみこと)をはじめとする国譲り神話の神々が祀られています。
御祭神は
瓊々杵命(ににぎのみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)
天太玉命(あめのふとたまのみこと)・経津主命(ふつぬしのみこと)
武甕槌命(たけみかづちのみこと)
槵觸(くしふる)神社は静かな森の中にありました。
明神鳥居も厳かな雰囲気です。
石段の先に本殿があります。
小さなお社ですが、この森の中に瓊々杵命(ににぎのみこと)が降臨されたと感じられる場所です。
拝殿から見える本殿の様子です。
本殿は様々な彫刻が彫られた歴史ある建物ですね。
※槵觸(くしふる)神社の御朱印の書置きが拝殿にありますが、高千穂神社にて槵觸(くしふる)神社のものも書いていただけるのでこちらでいただかなくても大丈夫です。
高千穂神社へ
槵觸(くしふる)神社から車で5分ほどで高千穂神社に着きます。
高千穂神社は有名なので駐車場も広く、観光バスなども多く停まっています。
高千穂神社は約1900年前の垂仁天皇時代に創建されました。
高千穂郷八十八社の総社で主祭神は高千穂皇神と十社大明神です。
高千穂神社の明神鳥居をくぐると立派な狛犬が神社を守っています。
鎌倉時代に源頼朝が奉納したという鉄造狛犬で国の重要文化財です。
阿形も吽形も子どもを抱いていて、吽形は鞠を手にしています。
子育てを願った狛犬ですね。
こちらの手水舎で清めてから参拝しましょう。
本殿は1778年に再建されており、五間社流造で九州を代表する大規模な本殿です。
こちらも国の重要文化財です。
高千穂神社の本殿も立派な彫刻が彫られていてとても歴史を感じます。
脇障子には御祭神の三毛入野命(みけぬのみこと)が荒ぶる神である鬼八(きはち)を退治したという伝説をもとにした彫刻があります。
本殿の左側には根元が結ばれている二本の立派な夫婦杉があります。
この周りを夫婦、恋人、友達と手をつないで3回回ると縁結び、家内安全、子孫繁栄の3つの願いが叶うと言われています。
夫婦杉の左奥には四皇子社があります。
四皇子社には神武天皇とそのご兄弟の四柱の神が祀られています。
そしてこちらが神楽です。
高千穂神社では毎日午後8時~9時まで境内の神楽殿において観光神楽を奉納していて、一般の方も一人1,000円で観ることができます。
今回は時間が合わなかったので次回は是非観てみたいと思います。
宮崎ブーゲンビリア空港では、1時間ごとに神楽のからくり時計を見ることができます。
そしてからくり時計の上には藤城清治先生の原画を基にしたすばらしいステンドグラスがあるので、こちらも必見です。
槵觸(くしふる)神社と高千穂神社のご朱印
槵觸(くしふる)神社と高千穂神社のご朱印は高千穂神社で300円ずつ納めて書いていただくことができます。
こちらは槵觸(くしふる)神社の御朱印です。
こちらは天安河原のご朱印です。
※私は槵觸(くしふる)神社で書置きをいただいてきてしまったのですが、高千穂神社で一度お返ししてご朱印帳に書いていただけたので良かったです。
荒立神社、槵觸(くしふる)神社、高千穂神社へのアクセス
天岩戸神社へはアクセスがあまりよくないので、車で行くのが便利です。
私はJR延岡駅前でレンタカーを借りて行ってきました。
この方法が一番効率がよいと思います。
道も少しわかりにくのでナビがあると便利ですね。
最初は西本宮から行かれるのが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
高千穂の神社を半日でめぐる旅のうち、天岩戸神社と天安河原についてご紹介しました。
宮崎にはなかなか行く機会がないですが、少しでも時間があればめぐってみてください。
続きはこちらの記事にまとめていますのでご覧ください。